2017年7月2日〜3日、房総半島秘境めぐりの旅、一泊2日で行ってきました。伊丹空港から羽田空港東京アクアライン 海ほたる・江川海岸・鋸山(日本寺) 南房総白浜温泉泊2日目 船形山(大福寺)・赤山地下壕跡・大山千枚田・濃溝の滝と・・・殆どが聞いたことのないような観光地となっています。
伊丹空港 出発ロビーから 9時30分離陸します。
もうすぐ羽田空港です。 海ほたるパーキングが後方に見えています。
羽田空港着陸です。
天気快晴 10時40分到着
羽田空港を後にバス停留場所へ・・・
東京アクアライン上のパーキングエリア海ほたるに到着 1階入り口へと
海ほたるは360°を海に囲まれた全長650mの島(木更津人工島)に建設された、
世界でも珍しいパーキングエリアです。   先ずは展望デッキへと・・・
展望デッキはお花畑 こちら方面からは富士山が望めるそうですが
まったく望むことが出来ません。
展望台からショップ方面を 炙り金目鯛塩ラーメンを頂きます
1080円はちょっと高いかも
海ほたる展望デッキから・・・
海の中まっすぐに高速道路が続いています。
デッキから木更津方面を・・
 
昼食後は第一目的地千葉県木更津市・江川海岸です。 
「日本版ボリビア ウユニ塩湖」と言われています??
潮干狩りで有名な海岸です。陸上から海に向かってぽつんぽつんと電柱が立つ不思議な光景が広がっています。
 「もともと、沖合にアサリ密漁の監視所があり、その監視所に電気を送るための送電用の電柱が遠浅の海岸線に
立てられました」と添乗員さんの解説がありました。
  SNSで広がり、死ぬまでに行きたい絶景地と
言われていますが、もうすぐ撤去されるそうです。
富士山が微か向こうに・・・ 江川海岸にて記念撮影です。
 
第二目的地 鋸山・日本寺(西口管理所)大人600円の拝観料がいります。鋸山は房州石が切り出されていたため、所々に石切場の跡を見る事が出来ます。そして石が切り出された跡の山の稜線が、ノコギリの様にギザギザしているために、その名が付いたと言われています。
日本寺案内図・・・この鋸山山中にある“日本寺は、西暦725年創建の古刹で、山のほとんどの部分を
境内にしている、とてもスケールの大きな見所いっぱいの寺です。
百尺観音に向けて階段を・・  大岩が立ちはだかります。
 百尺観音前の広場から、見上げると、
頭をつき出した岸壁が目に入ります。

“地獄のぞき”と言われるこの展望台も、
切り出された岩の跡が利用されています。
百尺観音(30m)・・昭和36年5月から、6年の歳月を費やして完成した大観音石像です。鋸山山頂に切り立つ、険しい崖に囲まれた雄大な景勝地に安置された大観音像。発願の趣旨は、一つには世界戦争戦死病没殉職者供養のため、また一つには、近年激増する東京湾周辺の航海、航空、陸上交通犠牲者供養のためだそうです。
百尺観音前の広場から 崖の上から覗く“地獄のぞき”
(高さ100mの断崖にある)が有名です 

百尺観音を後にして石段をもうひと登りです。
いよいよ山頂です。 頂上にて
山頂からワイドで周囲の山々と東京湾を望む。
  地獄のぞきは長〜い行列が・・
ツアーの為、時間がないので断念
山頂展望台から地獄のぞき方面を・・
行列が続いています。
山頂展望台から・・ 山頂展望台からは360度の大パノラマ。
東京湾を望む 
山頂を後にして、羅漢道へと石段を下って行きます。 境内は石段ばかりです。
西国観音  観音さまがズラリ 西国観音 
頭の無い観音さまも・・  大岩のトンネルを抜けて
百躰羅漢道へ・・・・
覆いかぶさる大岩道を進みます。 百躰観音
綺麗なお顔の観音さま 百躰観音、100体以上有りそう
あせかき不動 石仏石仏の大行進です。
走り根の道を下ります。 こんな石仏も・・
日本寺パンフレットによると、この千五百羅漢は、1779年から21年間をかけて、上総桜井の
名工大野甚五郎英令が、門弟27名と共に作りあげたものだそうです。しかし現在、これらの
石仏の中には頭がとれて無くなってしまっているものも沢山あります。
千五百羅漢エリア 日牌堂
奥ノ院無漏窟へと続く石段・・ちょっと先まで登って
行ったがずーっと先まで続いていたので折り返します。
維摩窟
天台石橋 上部に不動の滝が、水流れてないです。 弘法大師護摩窟
約20年かけて彫った1553体の羅漢、一つとして同じ
ものがないです。鋸山は世界第一の羅漢霊場として
遠く海外にも知られています。羅漢道ここで終了。
あじさいの咲く石段を下れば大仏参道
大仏参道を大仏さま広場向けて・・・ 大仏広場到着 この大仏さまは、
正しくは【薬師瑠璃光如来】
原型は1783年大野甚五郎が門弟27名とともに3年と費やして現在の地に彫刻完成したのですが、
江戸時代末期になって自然の風触による著しい崩壊があり、昭和41年まで荒廃になっていました。
4年間にわたる復元工事によって44年6月に再現しました。名実ともに日本最大の大仏さまです。 高さ31.05m
大黒堂と 薬師本殿、お参りします。階段階段のオンパレードです。
暑くて汗びっしょり 今日の行程終了 ホテルへと・・・
宿泊ホテル 南房総白浜温泉
南海荘ロービーに七夕さまの飾りが
お部屋で〜す。
ホテル窓から・・・灯台が見えます。食事前に灯台まで散策します。結構歩いているのに、まだ歩くか
海岸からホテル南海荘を・・ 野島崎灯台
  野島崎灯台・・1886年江戸幕府とアメリカなど4ヶ国の間で結ばれた江戸条約において建設することが定められ、
1869年12月18日に竣工し初点灯されました。日本の洋式灯台としては観音崎灯台に次いで2番目のものです。
1923年の関東大震災により倒壊し1925年8月15日に改築されたのが現在の灯台です。
房総半島最南端地へと 真っ黒の大岩がドンと・・
最南端の地で記念撮影です。朝日と夕日がきれいに見える場所です。
雲に隠れ夕日を見ることが出来ませんでした。
海岸線を・・ 伝説の岩屋の名前につられ覗いて見ます。
岩の内部に、大蛸の造形物が・・・願いをかけた賽銭を
見事に口の中に入れれば開運間違いなしとの事
夕食は海鮮網焼きと旬彩バイキング
さざえ・ハマグリ・海老を焼きます。 デザート・果物も豊富に揃っています。
生もの苦手なのでカレーを頂きます。 握り寿司がズラリ
はまちの姿造り 鮪・アジのたたき等が並んでいます。
アワビ・カニの釜飯もありました。
デザートも色々と・・
ビールも頂き1日目終了です。
 
秘境めぐり旅2日目です。
5時起床 天気快晴、暑くなりそうです。まずは温泉に浸かり目を覚まします。
6時45分より朝食 8時出発です。
朝食はバイキング まずサラダ
種類は沢山ありますが好き嫌いが多いため、一応これだけ
最初の観光地船形山・大福寺へ・・
境内案内図
大福寺本堂・・一対の大きなソテツが出迎えてくれます。
まずはお参り
境内の船形山の中腹に浮かぶ朱塗りの観音堂は
「崖の観音」と呼ばれ、地元民や近隣の人たちから
信心され参拝されています。
“崖観音”として知られる舞台造りのお堂をズームで。
真言宗の寺院
石段の上にお堂が・・・
不動堂のようです。 岩の奥にお不動様がお祀りされています。
100段ほどの階段を上ると観音堂に到着です。 観音堂から不動堂方面を見下ろす。 
像を覆う観音堂が断崖の中段に飛び出すように建てられていることから、一般に「崖の観音」とよばれ親しまれています。
現存の御堂は大正14年に建てられ現在に至っています。
堂内正面奥に磨崖仏を拝みます。
この本尊は、養老元年(717年)に行基(668〜749年)が
東国行脚の折に神人の霊を受け、地元漁民の海上安全と
豊漁を祈願して、山の岩肌の自然石に十一観世音菩薩を
彫刻したと言われています。像高は131cmで、舟形の光背を
背に二重蓮華座の上に立っています。
観音堂の天井は地元の人たちが
奉納した絵で埋め尽くされています。
観音堂縁から、眼下に広がる鏡が浦(館山湾)を望む。 観音堂を振り返る
 
二つ目の観光“赤山地下壕跡” 平成16年4月1日より、館山海軍航空隊赤山地下壕跡(通称:赤山地下壕)の一部が公開されました。赤山地下壕は、合計した長さが約1.6kmと、全国的にみても大きな壕で、館山市を代表する戦争遺跡のひとつです。昭和10年代のはじめに、ひそかに建設がはじまったという証言もありますが、今のところ赤山地下壕に関する資料が、ほとんど確認されていないため、つくられた時期は、はっきりしていません。
壕内地図 黄色い部分が見学できるコース250mの区間 入口です。
アメリカ軍の空襲が激しくなった太平洋戦争の
終りの頃、この赤山地下壕が、館山海軍航空隊の
防空壕として使われていました。
見学コースから横へ伸びる壕を・・・
奥へと進んでいくと・・・  地層のずれを観察することができます。
奥のクボミは? 少佐クラスの士官たちの部屋
だったようです。奥の四角切った大きなクボミは、御真影を
安置していた奉安殿で桧の板張りだったそうです。
赤山地下壕跡内は、ご覧のとおりとても
きれいな地層を観察することができます。
美しすぎる壕です。 壕内の温度は17度前後で一年中で変わらないそうです。
鍾乳洞とはまた違った趣を味わうことができます。
 
戦後しばらくキノコ栽培に使われていたそうです。 自力発電所跡と見られています
 壕内見学を終え外にでると、むっとした熱気が襲ってきます。 あ暑っ

大山千枚田・・・東京から一番近い棚田 棚田100選ばれています。
3.2ヘクタールで375枚の棚田が広がっています。 特徴として、雨水だけでお米作りをしているそうです。
田植えが終わり青々とした
棚田が広がっています。
幾世代もの長い時間をかけて形成された、
自然と人間の営みが巧みに調和した、えもいわぬ
造形美を形成しています。
オナー制度になっているようです。
棚田全体をワイドで・・・
午前中の観光終わり、道の港“まるたけ”で自由昼食ですが朝食を食べ過ぎたせいかお腹がすきません。
 店内うろうろして時間をつぶします。


清水渓流公園・濃溝の滝到着です。
清水渓流公園・あっとほーむ館で
かき氷をいただきました。
濃溝の滝まで、あと400歩と・・・
最後の観光は、清水渓流公園内にある“濃溝の滝”です。
江戸時代に掘られた人工の洞窟にできた滝で神秘的な光景が見える滝です。
幸運の鐘 皆突いているので幸運に
なれますようにと一突き・・・
幸運の鐘前から濃溝の滝を覗く。
濃溝の滝は大きく迂回していた川を人工的に掘り出した洞窟の中を通した人工滝。
そこから光が差し込みハート型の水面の絶景を見ることができるそうですが、いつでも見れる訳でなく
時期があるそうです。3月のお彼岸過ぎと9月のお彼岸過ぎの朝6時から7時半ごろまでが適しているとのことです。
濃溝の滝をズームで・・・
長靴を持っていくと滝までいけます。
インスタグラムで話題に、時間や天気季節ごとに
まったく違った表情を見せてくれるのが特徴とか!! 
 

ネットからハートの濃溝の滝 

清水渓流広場の遊歩道で、天然のヘイケボタルが
観賞できます。一周約700mの遊歩道は、舗装されていて
歩きやすいです。ホタルの観賞に適しているのは
6月後半から7月半ばごろまでだそうです。

 あじさいも綺麗に咲いています。 


行程すべて終了です。 
東京湾アクアラインを渡り羽田空港へと・・・ 羽田空港展望台から・・・
羽田空港16時30分発 伊丹空港17時30分着 19時過ぎ無事帰宅 あっという間の2日間でした。