2017年10月5日~7日2泊3日で“知られざる!大人の秘境 絶景ミステリーツアー”に参加しました。
集合場所・伊丹空港・集合時間12時35分 出発時間13時15分発 とある空港14時30分着とあります。集合時間1時間前に伊丹空港到着です。 空港でゆっくり昼食を頂きます。
空港2Fで蒼園で中華焼きそばを・・ 団体受付カウンターで到着空港は仙台空港と知らされます。
4列シートの小さな飛行機です。
離陸しました。 機内から・・山々がくっきりと見えます。
もうすぐ着陸・・左翼を下げ旋回しています。 仙台空港着陸です。14時26分
仙台空港ロビー
ミステリーツアーいざ出発!第一観光?? 
仙台空港から東北自動車道・蔵王インターでおります。
約73kmで懸崖造り観音 唐松観音のようです。
駐車場に大きなお鍋 いも煮のお鍋のようです。
崖の上に建つ唐松観音に向けて馬見ヶ崎川に
架かる観音橋を渡ります。
前方に鳥居?
崖に沿って稚児地蔵菩薩がお祀りされています。
不幸にして亡くなった子供や水児となった
子供たちの化身が稚児地蔵菩薩
荒々しい崖の直下にほぼ垂直に建てられた
懸崖造りの観音堂を見上げる。迫力あるぅ
崖下を通りすぎ左手に回り込むと屋根つきの階段が・・・
階段途中に沢山のお札が貼られています。
最上三十三観音の第5番の札所の看板が
正式名称は唐松山・護国寺
やまがた観光情報センターのホームページによると唐松観音の由来は、伝説によると、京都一条殿の息女豊丸姫が、
清水観音のお告げにより、宝沢村に住む炭焼き藤太という若者が、姫の夫になる人であるというので、はるばる
この地に来たり、藤太と夫婦になって4人の男子を生んだ。源義経の奥州平泉行を助けた金売吉次はその一人という。
 その後姫は、都より守護仏として持参した1寸8分の金無垢の観音仏を、唐松山の岩窟に安置して堂宇を建てたのが、
唐松観音のはじまりと伝えている。懸崖造りのお堂になったのは、江戸時代のはじめで、寛文元年(1661)3月、山形城主
松平下総主忠弘によってである。唐松山護国寺と命名して、山形城の鬼門の守護仏としたという。その後建物は
元文2年(1737)に再建されたが、戦前から戦後にかけて荒廃が甚だしかったので、昭和51年5月、有志によって見事に
改築復元され、現在名所の一つとなっている。
御本尊・一寸八分金無垢の聖観音菩薩像 弘法大師作
お堂からの眺め お堂から真下を・・
唐松観音堂を後に駐車場へと戻る。
参道脇に可愛いコルチカムのお花が シュウメイギクも・・・
コスモスも綺麗に咲いています。
秋を感じる花たちです。
鍋太郎の”つる”の中に見えるお堂が”唐松観音”です。
この大鍋は平成元年の第1回日本一の芋煮会
フェスティバルより第3回まで実際に使用された
初代の大鍋で3万食分が作れるようです。
5時20分 今晩宿泊のホテル蔵王温泉 ホテルオークヒル到着です。
ホテル玄関を入ると可愛い小物が
出迎えれくれます
 
ホテルロビー 連泊のようです。
夕食 刺身・お蕎麦・おひたし
お刺身は苦手なのでお隣さんにどうぞと・・・
山形名物いも煮 しゃぶしゃぶ・
白いきのこと海藻の酢の物
お風呂です。誰も入ってない時間にパチリ 露天風呂 一日目終了です。
さて明日はどちらに・・・楽しみです。 



タイトルにつられたミステリーツアー2日目です。
8時出発 行き先はまだわかりません。
7時からの朝食 湯豆腐・山菜など
行先は午前中は移動のみと、車内からどよめきが・・・
えぇ東北自動車道、東根インターでおり287号線、
すぐに13号線へと・・・13号線沿いの
道の駅・尾花沢で休憩です。 9時39分
道の駅・尾花沢入口入るとすぐに、
可愛い箱庭が販売されています。
周辺地域の物産を豊富に取り揃えたお土産コーナー、
その日採れた農作物が割安価格で並んでいました。
箱庭が気に入りパチリパチリと・・・
車窓からの眺め ススキが綺麗 
13号線沿いの風景
いつの間にか47号線(奥の細道最上川ライン)へと・・
2回目の休憩 白糸の滝ドライブイン 10時34分 
最上峡の名勝”白糸の滝”の
真正面に位置したドライブイン白糸の滝。
白糸の滝レストランから滝を望む 車窓から雪をかぶった鳥海山を・・・345号線
7号線・210号線・131号線へと秋田県入ってきました。


ここで2日目第一観光地 “元滝伏流水”です。
元滝伏流水700m、徒歩10分の表示あり
2009年に一度訪れています。
遊歩道は整備されており歩きよい道になっています。
元滝伏流水へ向けて 
元滝伏流水の下流のようです。
渓流の石は皆苔むしています。
元滝が前方に見えてきました。
秋田県と山形県の県境にそびえる鳥海山は、古くから秋田富士、出羽富士などと呼ばれ信仰を集めてきました。
その鳥海山の雪解け水が山にしみこみ伏流水となり、再び地上に現れて美しい景観を作るスポットです。
 元滝伏流水”は、鳥海山に染み込んだ水が80年の歳月をかけ、幅約30mの岩肌一帯から一日5万トンもの水が
湧き出している滝です。一年中枯れることのない水は、幾筋の線となって流れ落ちて、豊かな苔を育み、苔岩に
はじけ飛んで美しい雫の軌跡を描きます。湧き出した水は元滝川に合流し、栗山池を経由して日本海へと流れ込みます。
ワイドで・・・
真正面 この白い水と緑の苔が大変綺麗な滝です。
心が癒されまーす。
下流方面を
駐車場へと戻ります。散策道のほとんどは両側に沢の
流れるフラットで歩きやすい道が続きます。木々が影を
作り水の音が常に聞こえる癒しの散歩道です。 


車窓から鳥海山を・・
第二の観光地・7号線を戻り、羽州浜街道(345号線)山形県遊佐町。山形県最北の街であり、
少し北上するとすぐ秋田県との県境に到達する場所です。
その遊佐町には、海岸沿いに十六羅漢岩という磨崖仏が存在するそうです。13時04分
「サンセット十六羅漢」 ここでは、夕日ラーメン
というラーメンが有名なんだそうです。
吹浦海禅寺到着です。13時20分
展望台に十六羅漢周辺マップ
マップがある展望台から岩礁を・・・ 十六羅漢岩がある海岸へと下ります。
十六羅漢岩・吹浦海禅寺 21代寛海和尚が、日本海の荒海で命を失った漁師諸霊の供養と海上安全を願って
1864年に造佛を発願し、地元の石工たちを指揮、5年の年月をかけて明治元年22体の磨崖仏を完工しました。
その後羅漢像の完成を見届けた寛海は、明治4年(1871)71歳の時海に身を投げ入滅を果たしました。
十六の羅漢に釈迦牟尼・文殊菩薩・普賢の両菩薩・観音・舎利仏・目蓮の三像を合わせて22体。
これだけの規模で岩礁に刻まれているのは日本海側ではここだけといわれ、歴史的にも貴重な資源となっています。
左側の写真・左からから舎利佛、普賢菩薩、目蓮、釈迦牟尼物佛、文殊菩薩、獅子、イシガタ尊者、と刻まれています。
右側から、ナラコ尊者、ピンドラバラダージャ尊者、イシガタ尊者と・・・全体を望む。
中央に釈迦牟尼佛がドンと海の安全を見守っています。
岩礁の頂にチュダハンタカ尊者が・・優しいお顔で。 十六羅漢前で記念撮影
観音菩薩像が岩礁の中腹に。 東屋から出羽二見をズームで・・・ツアーは時間の制限が
ある為出羽二見までは行くことができません。
駐車場へと戻る途中に、スピンダ尊者、バナバス尊者に気付いて・・
ズームでスピンダ尊者を・・22体を確認する時間はなかったのですが、15体くらいは確認できました。

続いて訪れるのは岩礁仏から345号線へ・・・
345号線から細い農道へ20分ほどのところにある“神秘の池・丸池様”です。
丸池様駐車場から鳥海山を・・・
どこからも鳥海山を望むことができます。
丸池様の一歩手前に、牛渡川(うしわたりがわ)という川が
あります。透明度が凄い川底でゆらゆらゆれている藻は
梅花のようです。この川は鮭が遡上してくるようです。 
丸池様・直径20m水深約4m 鳥海山から湧き出る湧水だけで満たされた池です。透明な池を見ていると底の方から
ボコボコと水が湧いている様子が見らてるそうです。その美しさに見とれて水辺には近づきすぎると、ズボッと
足が膝ぐらいまで泥のぬかるみに浸かることもあるので(実際にはまり、靴がドロドロに)注意が必要です。
神秘的なたたずまい、エメラルドグリーンに
輝く不思議な泉。言葉にならない「おおお凄い・・・。」と
いう感じです。 
昨年行った九寨溝を
彷彿させてくれました。
池の中に落ちた木も、腐らない・・。湧水ってすごい。参考文献によると、湧水が絶えず循環しているために、
朽ち果てることなくずっと沈んでいる。とのことです。
池の周りには普通では見られない変形した
木々が茂っています。
丸池神社・丸池神社の本殿は神池を拝むような形で
配置されています。瑠璃色の池そのものが
御神体として崇敬されています。


今日の最後の観光地は371号線・345号線、366号線と、山形県酒田市、
日向川の上流にある玉簾の滝のようです。・・15時10分到着
玉簾の滝へと・・遊歩道も整備されており
徒歩約10分ほどで滝に着くようです。
ここからも鳥海山を望むことができました。
鳥居の先に御嶽神社 手前の鳥居は
自然石加工の鳥居だそうです。
御嶽神社本殿
玉簾の滝は本殿の裏側のようです。
およそ1,200年前、弘法大師が発見し、命名したとされる山形県随一の直瀑の滝。
杉の大木に囲まれ、マイナスイオンにあふれています。寒さが厳しい季節には、氷瀑となるそうです。
さらに、滝に近づくと霧状の水しぶきが身体を優しく包んでくれます。高さ63m 幅5m
滝の背面には1500年前の海底火山の噴火で噴出した溶岩の柱状節理をみることができます。
かつては山岳宗教の修験場だったということもあって、やはりここが最大のパワースポットとなっているようです。

玉簾の滝で今日の観光終了です。 酒田みなとインターから東北自動車道へ・・
ホテルオークヒル18時30分到着 すぐに夕食場へと・・
夕食  生ビールで乾杯 2日目終了です。
十割そば ご飯・すまし汁 まぁまぁの夕食でした。
ほろ酔い気分でお部屋へと・・19時00分
お風呂上りにぐぃと寝酒を飲み11時過ぎに就寝・・・携帯から【地震です地震です】と、
けたたましい声が寝ぼけ眼で飛び起きます。えぇ ぐらぐらと・・テレビをつけると震度3 東北地震の余震とか・・



2017年10月7日、秘境・絶景ミステリツアー3日目最終日です。
天気予報が当たり朝から雨です。
焼魚・サラダ・目玉焼き 朝食です。 7時30分
「昨日の地震です」、の声に寝そびれて目覚まし時計が鳴っても、まだ眠むいです。
眼を覚ますためお風呂直行です。
9時出発、少し時間があるので雨の中“野草のこみち”
散歩です。一周すると1時間、20分コースをぶらりと・・


蔵王スキー場のジャンプ場が見えます。
朝一に添乗員さん、今日の行程は、蔵王お釜 地底の森ミュージアム 縄文の森広場です、と
車内からどよめきが・・蔵王のお釜は初日だったらよかったのに、今日は雨、
多分お釜を見ることは難しいようです。 「紅葉は楽しめますよ」と添乗員さん
蔵王エコーラインの紅葉です。
綺麗に紅葉しています。
今も雨は降っています。
バスの窓を開けてパチリ
有料道路蔵王ハイラインの紅葉 緑の中に赤。黄色と・・・
天気良かったらもっと凄かったのに・・
蔵王レストハウス到着 10時16分 やはりお釜は霧の中
天候諸条件によってはエメラルドグリーン調や瑠璃色調に
湖面の色が変わり、豊かな表情を見せてくれる蔵王の
シンボル【お釜】は、すっぽり霧に包まれ神秘のまま・・・
刈田岳神社へと・・・神社も霧の中 鳥居の向こうは刈田岳神社 一応お参り
刈田岳山頂 標高1758m
山頂を後にレストハウスへと下山
この先のエメラルドグリーンの湖面があるはずが・・・
未練がましくちょっと先まで・・・ ネットから・・・天気が良ければこんな感じ
次の目的地へと・・・蔵王ハイライン
下りの車窓の紅葉
最高の紅葉
紅葉は満足満足 蔵王エコーラインも最終です。
蔵王から東北自動車道 天童インターでおります。
天童 道の駅・将棋村で昼食 山形名物 いも煮の昼食です。 まぁまぁでした。

食後は、13号線・山形バイパスへ 仙台南インターで下り約1時間20分ほどで地底の森ミュージアム到着です。
小学校を建設途中に偶然見つかった森の遺跡なんだそうです。
 地底の森ミュージアム
周囲の森は旧石器人の活動の舞台となった2万年前の風景、氷河期の森として野外に復元されています。
2万年前の仙台は今より平均気温が7~8度も低く、亜寒帯性の針葉樹に広く覆われており、富沢辺りには
草原や沼、湿地が広がり、トウヒやグイマツなどの針葉樹にシラカンバ・ハンノキなどの広葉樹がまじる
湿地林があっちこっちに、その森が保存館周囲に復元されています。
観光時間30分大急ぎで・・・氷河期の森まで見て回る
時間がなかったです。こんなに遠くまで来ているのに
もっとゆっくり見学したかったです。地下展示室へと・・
地下遺跡展示
あっと驚きです。なんじゃこれは 
地底の森ミュージアムは旧石器時代を中心としたテーマミュージアム。富沢遺跡から発掘された
2万年前の旧石器時代の遺跡面を現地で保存し公開するとともに、発見された
資料から当時の環境と人間の活動を生き生きとよみがえらせる展示がされています。
遺跡を発掘されたままの状態で公開展示するため、遺跡を大地から切り離さず、床のない
特殊な建築土木工法と、最先端の科学技術を応用した保存処理方法を採用されています。
たき火のあとや、そのまわりから100数点の
石器などが見つかったとか。
甦る氷河期の森、当時の富沢に
よく似た風景を画面に写し出されます。
甦る2万年前のある日、旧石器人の
富沢での活動を復元映画にされています。 
地層の年代が記されています。
一番下旧石器時代
地下5mに及ぶ富沢遺跡の地層断面5000年前
(縄文時代)その上2000年前(弥生時代) 
1400年(古墳時代)1000年前(平安時代)
700年前(鎌倉時代) 200年前(江戸時代)
現代と・・・
2万年前の石器展示
弥生土器と石包丁 平安時代の土器。他にも縄文土器・などの
展示もしてありました。
一階から地下展示室を・・ 顕微鏡ような覗き穴をカメラでパチリと・・
調査の様子が見えます。
 
建物は遺跡の保存のため、工事による影響を極力おさえただけでなく、保存と公開のために様々な工夫がされています。
そのひとつとして、地下水の侵入を防ぐ目的で、厚さ80cmの外壁を地下20mの深さまで築いているそうです。
水を抜く作業が大変だったとか・・ 骨格から見た人類の進化・ 直立二足歩行を
始めた人類はその後、脳の容量が大きくなると
ともに身長も高くなってきました。
 本物か?? 2万年前の地層から掘り出されたグイマツの樹根。
地下展示室と同様に、ケイ素化合物である
ポリシロキサンという薬品で保存処理されています。 
2万年前気が遠くなるような年代を垣間見る!! 2万年私の一生は、まばたきの瞬間よりも
短い時間のように感じながら、すぐ近くにある仙台縄文の広場へと・・
  縄文森広場入口
「山田上ノ台遺跡」で1980年に発見された縄文時代の集落跡を保存、活用するために作られた施設。
野外の広場には3軒の土屋根を葺いた竪穴住居を復元し、縄文時代のムラの様子を再現。
ガイダンス施設では、山田上ノ台遺跡における縄文時代の生活の様子をムラの復元模型などで
展示するほか、縄文時代の生活を楽しく体験できる施設になっています。
前方 ガイダンス施設 縄文ムラゾーン
施設マップ 縄文時代食べられていたであろう、スープの再現
今日は催しがあったようでお相伴に預かった縄文時代の
スープ キノコ3種類野鳥の代わりに鶏肉が使用されて
いました。あっさりとした塩味のスープでした。
発掘された土器がズラリ 縄文時代の、ムラの模型
縄文ムラ・発掘調査では竪穴住居や木の実などを
貯蔵した穴、動物をとる落とし穴などの跡が見つかって
います。家々は見晴らしの良い台地のふちに沿って
東西に分かれておりその間は広場になっています。
竪穴住居の一部が復元されており、
生活の様子が再現されています。
ガイダンス施設前に草船が
作られ展示されていました。
復元住居 3軒の竪穴住居が復元されています。
クリ材で骨組みを造った屋根に、土をのせた
土屋根タイプの住居になっています。
竪穴住居内部 結構広いです。 一泊出来そう
地面を円形状に掘りくぼめた住居で床に石組と土器を
埋めた部分を組み合わせた「複式炉」が作られています。
 
2軒目の竪穴住居 内部周囲は土が盛られ、物が置けるようになっています。
3軒目の竪穴住居 3軒目は一番広いです。
それぞれの竪穴住居には、土器と大きな河原石の
石組みから出来た「複式炉」が作られていました。
貯蔵庫跡・口の部分より底が広く実験で使うフラスコに
似ていることから、フラスコ状土坑と呼ばれています。
ドングリやとちの実などの食べ物の貯蔵に使われ、内部に
多量の木の実が残されていました。
縄文ムラを最後に3日間の行程全て終了です。
どこに行くか、わくわくドキドキの3間でした。

15時42分
仙台空港到着 中央の階段にカップが
立体的に描かれています。 16時54分
仙台空港ロビー 時間まで空港内ぶらぶらです。
牛タン漫をパクリと美味しかった
ANA738便 17時30分発 24Cの席から 伊丹空港着陸 12分程遅れ
18時02分到着です。20時40分無事帰宅