2009年9月29日から2泊3日の予定で山形県、月山・鳥海山に行ってきました。JA大阪駅8時08分雷鳥5号で金沢・はくたか11号で直江津まで列車の旅です。直江津から蔵王温泉まで北陸自動車道延々バスの旅です。今晩のお宿、蔵王温泉“おおみや”旅館に着いたのは6時30分頃でした。・・・・・おおみや旅館から数分で外湯めぐり、上湯・下湯・源七露天風呂、有りと聞き夕食後ぶらぶらする事にしました。
JR直江津駅 天地人のイラストが描かれた電車が バス車窓から柏崎発電所を
1日目おおみや旅館夕食です。 2日目おおみや旅館夕食です。
外湯・上湯共同浴場
たたずまいも風情あふれる。
外湯・下湯共同浴場内部・・・気持ちいぃーです。
湯船の底がすのこで、底から熱い温泉が
湧いてきます。 (1日目)
外湯・蔵王温泉“源七露天の湯”・・・
夕食後(2日目)ぶらぶら入浴してきました。気持ち良かったでーす。
蔵王温泉は、開湯西暦百十年、いまから1900年ほど前、日本武尊の東征に従った吉備多賀由により発見されたという伝説が残る日本最古の温泉地のひとつです。
2連泊したおおみや旅館 蔵王温泉街


2日目、蔵王温泉7時30分出発です。昨日は雨模様、今日は朝から晴れ、日頃の行いの賜物・・・かな? 山形自動車道・おばこおけさライン・鳥海ブルーラインと鳥海山5合目、にむけて・・・・

鳥海山は秋田と山形の県境に位置し、裾野を日本海に洗い、その秀麗な山容から出羽富士の愛称で呼ばれている。その個性ある姿ゆえに、東北の名だたる山からすぐにも望まれる名峰である。
山形自動車道から鳥海山を遠望 少し紅葉した鳥海ブルーラインを車窓から
展望台(5合目)鉾立
から 鳥海山を
紅葉と鳥海山 鳥海山5合目駐車場から
日本海飛島を遠望
5合目駐車場から
鳥海山頂上を
鳥海山5合目駐車場から中央鳥海山 カメラを構えた人達が・・・
鳥海山登山道案内板 5合目鉾立駐車場 象潟口登山道
象潟口は、鳥海ブルーライン五合目鉾立から始まる

鳥海山ぶらぶらした後、(次回は頂上まで登ってみたいです)元滝伏流水です。
20分程走行で元滝伏水流到着です。 駐車場から10分位で元滝伏水流到着
元滝伏水流:高さ約5m、幅約30mの苔むした岩肌から、鳥海山の伏流水が滲み出すように流れ落ちる幽玄な滝。水は驚くほど冷たく澄んでいて、苔の緑と飛沫の白が目に鮮やか。


午後からは獅子ガ鼻湿原です。案内板に沿って2時間程のハイキングです。
鳥海国定公園区域内・自然休養林指定。手つかずの自然が色濃く残るブナ原生林に囲まれた森は、ブナの奇形木群や「ムカシブナ」の葉の形状に似たブナ、獅子ヶ鼻湿原の「鳥海マリモ」など、貴重な植生が私達を神秘の世界へと誘ってくれました。
獅子ガ鼻湿原案内板 管理棟駐車場からあがりこ大王に向けて赤川を渡る 奇形ブナ原生林を
進む
炭焼き窯:ブナ木を焼いたとされている窯

奇形ブナ:燭台 あがりこ大王:日本一ブナの巨木幹周7.62m 樹高25m 樹齢300年(推定) あがりことは、地上から上がったところから子が出ているという意味を表しており、かつて人により伐採され、その部分から新たな芽が吹き成長していったもの すごいね。
鳥海まりも:ハンデルソロイゴケ、ヒラウロコゴケ
が絡み合って球体状になったものが俗称として
「鳥海まりも」と呼ばれています
東北電力管理道路を
「出つぼ」に向けて進む
出つぼ(湧水池) 鳥海山の雪解け水が80年以上もかかって湧き出ている。酸性・水温7,2〜7,3℃

2連泊の蔵王温泉“おおみや旅館”に戻れたのは6時30分過ぎです。やはり夕食後は外湯めぐりです。
源七露天風呂(入浴料450円)にゆっくり浸かり・・ほっほっ 状態ですが、明日6時30分出発です。



3日目5時起床、お風呂に浸かり目を覚まします。朝食はバスの中でお弁当です。天気良好
山形自動車道から月山8合目、弥陀ヶ原湿原までバスの旅です。弥陀ヶ原湿原の月山八合目までは車道が通じていますがその車道は狭く大型バス同士がすれ違うのは中々困難です。登りは朝が早かった為すれ違う車ナシ無事到着でした。帰りは大変です・・・すれ違う度にハラハラドキドキ!!無事下山・・・・次は出羽三山・羽黒山三神業祭殿
月山8合目に向けて狭い道を登って行く。
車窓から鳥海山、庄内平野を遠望
ようこそ月山への看板
月山8合目(標高1400m)
月山中之宮 御田原参籠所 月山本宮鳥居から弥陀ヶ原を


山形県の中央に位置し、花の名山、山岳信仰の山として広く知られている月山は、北に鳥海山を望み、庄内平野を眼下に最上川と赤川に挟まれた地に泰然とそびえている。月山は羽黒山、湯殿山と合わせて出羽三山と呼ばれており、その歴史は古い。
月山頂上を望む
(右端月山)


弥陀ヶ原と池塘 弥陀ヶ原から鳥海山を 弥陀ヶ原・月山記念物の碑
出羽三山 : 羽黒山、月山、湯殿山の三山の総称で古くから信仰の対象となった霊山で、修験僧のみならず多くの参拝者が年間を通して参詣しています。
平成二十一年は出羽三山丑歳御縁年にあたります。
三山の一つであり、奥の院である湯殿山が、丑歳に
御開山されたことから湯殿山の御縁年をもって三山の
御縁年とされ、十二年に一度の丑歳に参詣すれば、
十二回お参りしたのと同じとされています。
出羽三山歴史資料館
鏡池から出土した500面のうち190面の
銅鏡や仏像などが展示されている。また
松尾芭蕉に関する古文書も必見。
参集殿 三神合祭殿と鏡池
三神合祭殿
(湯殿山神社・大日如来) 
(月山神社・阿弥陀如来)
(出羽神社・生観世音菩薩)
境内社
 湯殿山神社には社殿がない。ご神体は湯滝の噴き流れる大岩。女陰に似た形の岩の上を、絶えず温泉が流れ潤している。出羽三山の羽黒山を死の国(黄泉)への入口とし、月山を死の国として、湯殿山を再生(蘇り)の出口とする説は、この湯滝の形状から発生したとも言われています。
三神合祭殿 : 2.1mの萱葺の屋根 三神合祭殿から鏡池を
境内社:出羽三山には月山神社、出羽神社、湯殿山神社の末社が108社ある言われています
直江津駅へと帰路 道の駅から鳥海山を遠望 JR直江津駅 はくたか20号18時32分発

天候にも恵まれ、充実した3日間でした。大阪到着23時12分。 自宅到着00時30分でした。
さて次はどこへ行きましょう。・・・・