2010年7月27日、28日
白山(標高2702m)に登ってきました

石川、福井、岐阜、富山各県にまたがる白山国立公園の中心に位置し、白山火山帯に属する。白山は総合名称で、御前峰、大汝峰、剣ヶ峰などから成る。日本三名山のひとつとして名高い。頂上部には日本唯一の亜温帯式寒帯湖の千蛇ヶ池や1042年の噴火で生まれたと記録される翠ヶ池など15の火口湖がある。頂上には、白山を御神体とする白山神社の本宮、白山ひめ神社の奥宮が祀られている。北アルプスの峰々をはじめとする眺望はすばらしい。またハクサンコザクラやハクサンフウロなど高山植物の宝庫となっています。

26日、別当出合登山口から(砂防新道)中飯場〜別当覗〜甚ノ助避難小屋〜南竜分岐〜黒ぼこ岩〜弥陀ヶ原〜室堂ビジターセンター(宿泊) (6キロ)
27日、室堂ビジターセンター4時起床 山頂・御前峰でご来光・・・計画です。(1キロ)ご来光はどうでしょうか?

白山地図
  
別当出合(標高1250m)休憩所で昼食を食べ、いざ出発。吊り橋を渡るとすぐに急階段が待っていた。
元気に出発です 12:25 別当出合登山口、吊り橋を渡ります。 12:26
クガイソウ (中飯場への登りで) 12:35 道横にはオオウバユリが見事に咲いています。12:36
山あじさいが綺麗に咲く急坂を登る 12:40
登山口から、すぐに急坂が 12:41 急石坂です。ゆっくり歩幅を短く進みます。 12:45
ノリウツギも満開です。道両脇に咲く花を
見ながら進みます。 12:44
チダケサシ (中飯場への登り道)12:47
途中の標識。ここまで歩いてきたのは1キロ、登り坂
ばかりだっせいか、もっと歩いた気がする。 13;07
息を切らしながら急坂を登る 13:20
中飯場休憩所到着です。他の登山者の方から
温かいコーヒーを頂きました。 13:23
中飯場休憩所から砂防ダムと流れ落ちる
不動滝を望む 13:23
中飯場からはやたらリックが重く感じる。こんなに早く疲れたのか?
中飯場休憩後、別当覗に向けて出発 13:46 100mしか歩いていないのに疲れた 13:49
急坂ばかり、あえぎながら登る  13:50 棚田のような砂防堰を下に見ながら 13:56
シモツケソウ(別当覗への登り道) 13:57 タマガワホトトギス(別当覗への登り道) 13:59
ヤマハハコ (別当覗への登り道) 14:10 別当覗到着です 14:44
オオカサモチが咲く、別当覗から眼下を・・・ 14:45 休憩中・・水分を補給しています。 14:47
オニシモツケ(別当覗付近で)に癒されながら 14:49 ヒメクワガタ (別当覗付近で) 14:54
  
別当覗休憩後、甚ノ助避難小屋に向けて出発。疲れは増すばかり、ひたすら歩く・・・可愛い花達にほっと一息
センジュガンビの可憐な花を見ながら
甚ノ助避難小屋にむけて進む。14:59
センジュガンビ (甚ノ助避難小屋への登り道)
14:59
 シロバナクモマニガナ
(甚ノ助避難小屋への登り道) 14:59
別当覗から、甚ノ助避難小屋目指して登っていく 
木道 お連れさんの姿が見えなくなりました 15:15
前方に崩落した山肌が・・・・
石段を息を切らせながら登る 15:22
キヌガサソウ(甚ノ助避難小屋への登り道)
15:26
 甚ノ助避難小屋はまだ? お連れさん小休憩中
 15:28
小さなクルマユリ (甚ノ助避難小屋への登り道) 15:38
オオバミゾホウズキ(黄)・ズダヤクシュ(白)
(甚ノ助避難小屋への登り道) 15:37
甚ノ助避難小屋へと、急坂を登る。  15:38 急石階段で休憩(リックが肩にくいこむ) 15:39
甚ノ助避難小屋やっと到着です。(標高1975m) 
15:48
休憩中です。(甚ノ助避難小屋建設中で、
ヘリコブターが何回も往復していました。) 15:56
 
甚之助避難小屋からは南竜分岐へと進むが、延々と続く坂道にため息が・・・・
甚ノ助小屋からひたすら南竜分岐に向けて
急坂を登る。 16:17
ヨツバシオガマ(南竜分岐の登山道で)  16:22
ミヤマアキノキリンソウ
(南竜分岐への登山道で)16:22
南竜分岐へはまだまだ続く、急石階段を登る 16:26 ゴゼンタチバナ(南竜分岐への登山道で)
可憐な花で少し元気に 16:28
黒ぼこ岩が見えてきた。16:31 南竜分岐到着です。休憩です。(標高2070m) 16:33
南竜分岐から黒ぼこ岩を見上げる。
モミジカラマツの群生 16:34
南竜分岐から崩落した山肌を遠望。周囲には
イブキトラノオ、メタカラコウの花々が 16:35
モミジカラマツ(南竜分岐で) 16:34 マイズルソウ (南竜分岐で) 16:41
 
南竜分岐から黒ぼこ岩までの歩きでは高山植物が山肌一面を埋めつくす。屈指の花の名山と言われるだけあって、道の両側は花畑。数多いお花に出合い、少し元気を取り戻すことが出来た。 
ミヤマキンボウゲが咲く登山道を
黒ぼこ岩に向けて進む。 16:46
ミヤマキンボウゲ(黒ぼこ岩への道で) 16:46
 タテヤマスゲ (黒ぼこ岩への道で) 16:46 キヌガサソウ (黒ぼこ岩への道で) 16:47
晴れていると思えばすぐに、霧が発生・・・
ウラジロナナカマドの白が映えて 16:48
クルマユリ (黒ぼこ岩への道で) 16:51
十二曲がり・・南竜分岐から黒ボコ岩までは、
山腹を巻いての登り道 16:52
山腹を巻いての登り道・ずっと先にお連れさんが
手を振ってます・・ 15:54
白山は高山植物の宝庫・・ハクサンフウロ 
(黒ぼこ岩への道で) 16;56
黒ぼこ岩を見上げる・・
斜面は高山植物のお花がいっぱい 16:57
ダイモンジソウ(黒ぼこ岩への道で) 16:57
オオバヨツバムグラ (黒ぼこ岩への道で) 16:58
シナノキンバイ(黒ぼこ岩への道で) 17:03
砂防新道を黒ぼこ岩へ向って山腹を登って行く
横道には高山植物 16:58
 メタカラコウ(黒ぼこ岩への道で)  17:11 周囲の高山植物に感激、少しだけ元気に 17:11
道横は高山植物のお花がいっぱい 17:12 道横はメタカラコウが満開。急坂は続く 17:13
晴れてるかと思えばすぐに霧が・・
ミヤマキンボウゲが斜面いっぱい・・17:14
ミソガワソウ(黒ぼこ岩への道で)  17:16
高山植物にうっとり 17:15 霧の中を黒ぼこ岩に向けて 17:15 幻想的な霧・・ミソガワソウ(紫)・
イブキトラノオ(白) 17:18
黒ぼこ岩を見上げる 17:22 霧の中のメタカラコウ 17:28 黒ぼこ岩は霧の中 17:39
イブキトラノオ (黒ぼこ岩への道で) 17:18 ハクサンフウロが咲く横を力を振り絞って登る
17:24
歩いてきた道を見下ろす 17:26 お連れさん達小休憩 延命水あたりで・・17:26
延命水・・・一息です 
2杯頂いて、もう一頑張り 17:28
アキノキリンソウ (黒ぼこ岩への道で) 17:35
黒ぼこ岩、後一息・・息も切れ切れです。 17:38 黒ぼこ岩到着です。お連れさん達は休憩中 17:40
黒ぼこ岩裏に、玉井敬泉画伯像 17:42 黒ぼこ岩・案内板(標高2320m) 17:43
黒ぼこ岩・・・噴火でここまで運ばれてきた
  
標高2,400mを超えたあたりで一旦周囲の地形が緩やかになり、"弥陀ヶ原"と名付けられた広い高原状の場所へ辿り着いた。急勾配の登山道は一休みとなり、トレッキングコースのような緩やかな道を風景を楽しみながら歩きました。そして、弥陀ヶ原周辺では真っ白なコバイケイソウの花がとにかく目立つようになった。
弥陀ヶ原に向けて出発 17:43 黒ぼこ岩を振り返る 17:44
弥陀ヶ原が見えてきた 
(ここまで登って来た者へのご褒美)17:46
 弥陀ヶ原を歩いていく霊峰白山登拝道”の碑  
17:47
木道横のコバイケイソウ・山頂方面は霧の中 17:52 イワイチョウ (弥陀ヶ原にて) 17:53
クロユリ (弥陀ヶ原にて) 
やっと合えた!! 17:54
お連れさんはずーっと先に・・ 17:55
コイワカガミ (弥陀ヶ原にて)
花の写真を撮る度、小休憩。 17:57
ウラジロナナカマドと雪渓を・弥陀ヶ原から 17:57
木道はここまで、あとは石道になる。 17:58 ベニバナイチゴ (弥陀ヶ原にて) 17:58
室堂へは、ハイマツの間の五葉坂を登る 18:00 五葉坂、この坂を登りきると室堂到着。
足に力が入りません 18:11
弥陀ヶ原を振り返る 18:16 室堂やっと見えてきた。あぁ疲れた 18:22
室堂にやっと到着です。
手前の道は花畑(ヤマブキショウマ) 18:24
宿泊・室堂の白山奥宮から山頂・御前峰を 19:01
私達が宿泊する山小屋、夕焼けが綺麗 19:02 白山登山道路案内図  19:01

ご来光を楽しみにしていたが霧で残念。山頂・御前峰までは1キロ、頂上にたどり着くまでに霧が晴れることを願って・・・山頂は霧と突風、お池めぐりを諦め下山することになった。
宿泊・室堂の白山奥宮から、山頂は霧の中 5:26 ヤマブキショウマの咲く道を御前峰に
向けて出発です 5:34
コイワカガミ (御前峰への登り道で) 5:34 山頂・御前峰を目指して石段を上る 5:40
クルマユリが綺麗に咲く道を進む 5:43 イワギキョウ (御前峰への登り道で) 5:48
オンタデ (御前峰への登り道で) 5:50 イワギキョウの群生の横道を御前峰に向けて
下山の人とすれ違う 5:51
ちょっとへばり気味、山頂まで750mの標識を
見てあーぁ疲れた 5:56
霧の中を、もくもくと進む 5:56
イワツメグサ (御前峰への登り道で) 5:57 霧の晴れ間に山頂方面をパチリ 6:12
山頂を見上げる。お連れさんが必死に
登っています。急坂はまだまだ続く 6:12
気力を振り絞って・・・ 6:26
山頂・御前峰到着で〜す 6:27 山頂・御前峰から周囲を見渡す 6:30
山頂から、雪渓を見下ろす・・虹が微かに 6:30 山頂は岩だらけ 6:31
御前峰山頂・突風です、気をつけて 6:33 見下ろすが何も見えず 6:34
白山(御前峰)頂上の碑。標高2,702mとある。周辺には剣が峰、大汝峰などいくつもの頂上が存在するが
その中でも最高峰なのがここ御前峰の頂上であるが、周囲は霧で何も見えず
白山山頂・方位計 6:36 風を避けて奥の院に・・お連れさんに温かい
スープを頂き、ほっと一息 6:40
お池めぐりを諦め下山・奥の院を振り返る 6:47 頂上を目指す人達が・・。 6:53
石畳の急坂を下山・霧が少し晴れ(カメラの電源を
入れている間にも霧がかかる)ビジターセンターと
雪渓を見下ろす。 6:58
霧が晴れているか、未練がましく振り返る 
6:59
後方、別山を遠望 7:09 沢山の人たちが室堂の前に、登るのか下山か?
 7:17

御前峰下山後、室堂ビジターセンターで朝食を済ませ下山です。登りと同じコースです。下りは余裕もあり、風景・高山植物を楽しみながらの下山となりました。
さぁー下山開始  8:05
白山・室堂を振り返る。山頂・御前峰は霧の中 
8:06
別山(標高2399m)は雲の中 広大な弥陀ヶ原・・ 8:09
弥陀ヶ原を黒ぼこ岩に向けて石道を歩く 8:10
ゴゼンタチバナとコケモモ 8:08 弥陀ヶ原への石道を下る。 8:18
弥陀ヶ原の木道を歩く。
周りにはコバイケイソウが・・ 8:21
弥陀ヶ原のコバイケイソウ  8:22
弥陀ヶ原にて二輪のクロユリ 8:26
ミヤマキンポウゲ 8:29
弥陀ヶ原から、黒ぼこ岩を・・
コバイケイソウが一面に 8:30
黒ぼこ岩まで下山 8:32
黒ぼこ岩・・・岩の上から雪渓を 8:32 黒ぼこ岩・・岩の上から眼下を 8:32
黒ぼこ岩の上から見下ろす 8:33 ハクサンコザクラ (延命水から少し下った所
ここでしか見ることが出来なかった) 8:55
延命水で潤っているご夫婦とすれ違う。 8:39
メタカラコウ・オタカラコウが咲く斜面の下の
道を下って行く人達が小さく  8:39
ダイモンジソウ (延命水近くで) 8:39
山の中腹を歩く・・お連れさんはどこ? 8:40
ミソガワソウ 8:46 ミヤマダコンソウ 8:47
キヌガサソウ  8:49
シナノキンバイ (斜面にて) 8:55
カラマツソウ(山の斜面で) 8:57  山の中腹に沿って下山 8:58
ハクサンフウロ 8:59 タカネニガナ 9:00

ニッコウキスゲ (斜面にて) 9:01

シナノオトギリ 9:04
黒ぼこ岩から南竜分岐への道は高山植物の花を見ながらの下山でした。
ミヤマキンポウゲが咲く道を下山 9:07 南竜分岐まで下山。休憩中 9:12
南竜分岐から別山を遠望 9:15 甚ノ助避難小屋へと下山。
道横にはミヤマコウゾウリナが 9:19
ミヤマコウゾウリナ 9:21 急坂を下山。崩落した山肌と別山 9:23
なだらかな道を周囲を見ながら下山 9:29 甚ノ助避難小屋小屋が見えて来た 9:34
甚ノ助避難小屋までやっと下山 9:36 オオバミゾホウズキ(別当覗への道で) 9:53
甚ノ助小屋から別当覗きに向けて石段を下山 9:58 木道でほっと一息 10:01
センジュガンビ(別当覗への道で) 10:16 滑りやすい足もとに気をつけて・・
道の両脇にはセンジュガンビのお花が 10:18
別当覗きまでやっと下山。小休憩です 10:20 別当出合まで、2.3キロの標識 10:31
登って来る人とすれ違うのも小休憩 10:33 ヨツバヒヨドリと山々 10:39
下る途中、滝と砂防堰を 10:46 下に車道が 10:51
中飯場休憩所まで下山 11:00 別当出合まであと1きろ 11:25
ここから登り、下り一方通行 11:29 右側下り専用、細い急坂を下る 11:29
ハクサンボウフ(別当登山口への道で) 11:33 別当出合の吊り橋が木々の間から見えてきた 11:38
ソバナ(別当登山口への道で) 11:40 オオバギボウシ(別当登山口への道で) 11:42
板道の先は吊り橋 11:44 別当出合吊り橋やっと到着 11:49
別当出合登山口無事到着です 11:53 別当出合駐車場到着 12:17
日帰り温泉・展望の湯白山案内板 13:18 天望の湯・露天風呂から白山を 13:50


白山に初めて登りました。登る前から、わくわくした気持ちでしたが、やはり登ってみると最高でした。でも、疲れた。 下山後は、車で30分程の所にある天望の湯で2日分の汗を流しさっぱりし、遅い昼食あまご料理を堪能しました。あくる日から3日間筋肉痛に悩まされました。