2012年6月7日、伊豆半島ゆとり潮風ライン3日間のツアーに参加しました。新大阪から名古屋まで新幹線グリーン車です。名古屋から伊豆まではバス移動です。天気が少し心配ですが、同行者は皆晴れ女です

新大阪⇒<新幹線/グリーン車指定席>名古屋野→由比(名物桜エビの昼食)→修善寺→黄金崎(西伊豆夕日の名勝)→堂ヶ島【泊】
2日目 堂ヶ島洞窟めぐり遊覧→奥石廊崎→下田ロープウェイ→今井浜温泉【泊】
3日目 今井浜海岸駅⇔(伊豆急行)伊豆高原駅→城ケ崎海岸→沼津(沼津名産アジの昼食)→日本平→名古屋⇒<新幹線/グリーン車指定席>新大阪
車窓・・東名高速から浜名湖を 名古屋から東名高速・・・由比での昼食の為
一号線を走ります。(一号線から東名高速を見上げる)
 由比・昼食場所 由比にて桜エビの昼食 
100年以上の歴史をもつサクラエビ漁を行っている由比・由比特産の桜えびや生シラス、
獲りたての味が味わえます。桜エビ刺身・天ぷら・甘露煮色んな味を頂く事が出来ました。
伊豆最古の温泉場として栄えてきた修善寺には、かつて河原沿いに7つの外湯があり、それぞれが入浴客で賑わっていました。しかし昭和20年代には『独鈷(とっこ)の湯』だけとなり、往時を偲ばせるのみとなってしまいました。そこで再びお客さんに外湯めぐりをしてもらい、大いに温泉を楽しんでいただこうと、高さ12mの仰空楼(望楼)を併設する外湯『筥湯(はこゆ)』がオープンしました。
修善寺マップ・・修善寺周辺を散策します。 仰空楼(望楼)を併設する外湯『筥湯(はこゆ)』
修善寺温泉の中心にある渡月橋 修善寺山門・・両脇に菖蒲が
修善寺山門石段に咲く菖蒲 菖蒲の咲く石段を登れば本堂が見えてきた
修善寺本堂・・・弘法大師空海が大同2年(807年)に開基したと
伝わる古刹(鎌倉時代に源氏一族興亡の舞台となった)


修善寺境内に石のダルマさんが
修禅寺に隣接し、昔は修禅寺の鎮守さまでした。 境内には子宝の杉の大木や県天然記念物に指定されている「一位樫」があります。 また、修禅寺に幽閉された源範頼が自害した場所です。 境内には幽閉地跡の表示と庚申塔がひっそりと建ています。

日枝神社の鳥居                      

石段の両脇は杉の巨木
「子宝の杉」 天に向かって真直ぐにそびえ立つ、
根幹が接合した樹齢800年の大杉。 
日枝神社 本殿
こけい橋から渡月橋を望む 修善寺温泉のシンボル、独鈷(どっこ)湯 を望む
修善寺温泉のシンボル、独鈷(どっこ)湯・・・ 桂川で病父を洗う少年に心打たれた弘法大師が
独鈷(仏具)で川の岩を打ち霊湯を湧き出させ温泉療法を伝授したと伝わっています。
桂橋・・・温泉街を流れる桂川に架かる朱色の橋。
新緑の中に朱色が映えて見事な景観です。
桂川の両脇には旅館が立ち並ぶ 
竹林小径・・・桂川に沿う遊歩道の左右に見事な竹が立ち並ぶ。竹林の中央に円形のベンチがありました 

伊豆最古の木道建築と言われている指月殿は、北条政子が息子頼家の冥福を祈って建立した経堂です。 修善寺散策堪能後、黄金崎へと・・・バス移動です
指月殿

源頼家の墓
駿河湾面し、夕日で黄金色に染まる美しい崖で知られています。黄金崎は西伊豆を代表する夕日スポットとなっています。昭和63年に静岡県の天然記念物に指定されました。
展望台から黄金崎を望む
斜面に咲くユリ 海岸へと降りて行きます。
海岸へと降りてきました。水が青くとっても綺麗です。
海岸から展望台を見上げる 展望台へと戻る途中、黄金崎を
ホテル到着後、食事まで時間があるのでホテル近くをぶらぶらです。
堂ヶ島ホテル高台から夕焼けを・・・雲がかかりきれいな夕日を見ることが出来ませんでした。
夕食タイムでーす。 前菜 4人分のお刺身
イカ・エビ・ホタテの鉄板焼き 金目鯛の煮つけ
茶碗蒸し 桜エビの釜めし
カニ味噌汁 デザート
早朝の中庭から宿泊地堂ヶ島ホテルをツツジが満開 中庭を露天風呂へと
早朝の露天風呂 露天風呂から・・・
海から道が現れる「三四郎島」を望む
 露天風呂から・・・象島、中ノ島、高島の3つの島からなる三四郎島は、海の干満の差により陸と地続きになるトンボロ現象が起きる不思議な島。干潮になると幅30mの道が現れて、島まで渡ることができるという。長くても2時間ほどで消えてしまう。源氏の武者、三四郎が中ノ島に隠れ住み、彼と恋に落ちた小雪が引き潮の時の数時間、逢いに行ったという伝説も残っています。
露天風呂から堂ヶ島海岸の美しい風景を 朝食でーす。あじの一夜干し美味でした。
お部屋のバルコニーから駿河湾を 全室バルコニー付

 
堂ヶ島ホテルすぐ堂ヶ島遊覧に・・堂ヶ島遊覧は少しでも波があると欠航になります。昨日は欠航でした。少し心配でしたが今日は運行。あぁ良かったで〜す。複雑なリアス式海岸と点在する島々を縫うように進んで神秘の洞窟へと向かう夢とスリルあふれるコース。海から道が現れる「三四郎島」、天井から美しい光が降り注ぐ「天窓洞」など見どころ多重多彩です・
天窓洞マップ これから乗船する船
堂ヶ島海岸・・ 浮石質凝灰岩が駿河湾の荒波により侵食され、断崖絶壁となったもの
遊覧船から西伊豆の豪快な断崖絶壁や奇岩を海上から眺めます。
 
 象島、中ノ島、高島の3つの島からなる「三四郎島」と堂ヶ島ホテルを望む
 岩と岩の間を抜けて行きます。 振り返る
遊覧船は海触洞へ突入 天窓洞へと
昭和10年天然記念物に指定された天窓洞は凝灰岩で出来ている海触洞くつです。入口が東口、南口、西口と三か所あります。中央は天井が丸く抜け落ちて天窓をなし洞窟内に光が差し込んでいます。
遊覧船から光が差し込む天窓洞を 遊覧船から振り返る。 キラキラときらめく
エメラルト色の海が、とても素敵。大自然の芸術です
天井が丸く抜け落ち洞窟内に光が降り注いで・・・ 方向転換して、来た航路を戻ります。
洞窟を抜けてそのまま船着場に戻ります。
所要時間は約20分です。
天窓洞の洞窟を振り返る

亀岩展望台を望む
 堂ヶ島天窓洞の遊歩道は、船乗り場から天窓洞の天の窓や
断崖絶壁の上を歩きながら、海が見渡せ、一周ゆっくり歩いても30分程度の遊歩道です
亀岩展望台から蛇島を・・海の方に伸びた崖の上を
歩けます。目の前の左側が堂ヶ島遊覧船発着所で、
遊覧船は右側の沖に出ます。
重なる、象島、中ノ島、高島の
3つの島
「三四郎島」
堂ヶ島遊歩道を・・柵の内側天窓洞 天窓洞の周りには柵が・・休憩所を見上げる。
遊歩道から・・ ぽっかりと空いた天窓洞
天窓洞遊歩道に咲くあじさい

  石廊崎海岸は伊豆の最南端にあります。景色が本当に素晴らしく、石室神社そして熊野神社はこんな所に神社がっ!という驚きの場所にあります。バス駐車場からジャングルパーク(閉園)の横を通り灯台まで歩いて15分くらいです。

石廊崎灯台は伊豆半島最南端、石廊崎に立つ白亜の塔形をした灯台で日本の灯台50選に選ばれています。昔より石廊崎は航海の難所で、この沖の岩礁で座礁、難破する船も多くあったため、灯台の設置が求められていました。
駐車場から灯台までの道のりは南国風なので、
お散歩に最適!途中海岸方面を
灯台が見えてきました。
灯台を通り過ぎると、そこには
絶景が広がっています
道を下って行くと断崖絶壁に忽然と神社が現れます
すごい所に作ったものです。岩にめり込んでいます
この神社は海上守護の神様を祀る「石室神社」です
熊野神社へと続く道 岬の先端に熊野神社『縁結びの神』が祀られている。
その昔、長津呂(石廊崎)に住む名主の娘お静が、漁師の幸吉と恋に落ちた。身分の違いからその恋は許されず、幸吉は神子元島に流された。幸吉を忘れられないお静は、毎晩、石廊崎の先端で火を焚き、神子元島の幸吉と愛を確かめあっていた。ある晩神子元島の火が見えないので心配したお静は、小船を出して神子元島に向かったが、折りからの季節風で波は高く船は思うままに進まなかった。お静は一心不乱に神に祈った。その甲斐あって神子元島に漂着し、無事二人はめぐりあい結ばれた。親も許すこととなり、末長く幸せに暮らしたという。お静が火を焚いたところに熊野権現の祠が祀られたと言い伝えがある
岬先端から・・カラフルな船が 崖下に釣り人が、どうやって
そこまで行ったの?
豪快な海岸風景 熊野神社からから石室神社を
岬先端からの景観・・断崖絶壁
白い花とあじさいの咲く道を駐車場へと戻ります。
 
(石廊崎からすぐの所にある) 温室内と裏手の丘に、キダチアロエなど世界のアロエ320余種を集めた植物園で、アロエ山には1万株のアロエが植栽され、キダチアロエを使用した健康食品も販売されていました。
温室のアロエと花  
 下田にて・・とんかつで有名なとん亭で金目鯛の煮つけ丼です が、この丼は食べにくいです。大きい頭がドンと、骨を取ることが困難です。ちょっと小皿でもほしいでーす。 昼食後、下田ロープウェイにて寝姿山山頂へと
上って行きます。
ロープウェイから下田街並みと稲生沢川を
寝姿山山頂駅

寝姿山は女性の仰向けの寝姿に似ているところから寝姿山の愛称で呼ばれています。山頂からは下田市街に下田港、伊豆七島そして美しく雄大な赤城連山を一望できる「伊豆三景」の一つと言われています。寝姿山の山頂公園内には「縁結び」の愛染堂もあります。
寝姿山遊歩道マップ
遊歩道に色とりどり綺麗に咲いています。
ひときわ青色が鮮やかなあじさいを地元の方々は
「寝姿ブルー」と呼んでいるそうです。
ヒレ長錦鯉がゆったりと泳いでいました。 黒船展望台
展望台から(下田港)須崎半島と犬走島を望む
愛染堂・・・家内安全、商売繁盛などなどの御利益がある愛染明王ですが
良縁や縁結び、子宝、安産など特に女性に肝要の御本尊様です。
遊歩道に咲くガクアジサイ ニオイバンマツリ・・良い香りが漂っていました
色んな花々が咲く路を散策 砲台と黒船見張り所跡

 
下田ロープウェイ寝姿山散策後、ホテル直行のところ明日の天気予報99%雨、明日の観光地、城ケ崎を今日に変更です。
国立公園城ケ崎・・
海の吊り橋と灯台が見えてきました。
吊り橋を渡り灯台へと・・・ 
吊り橋は長さ48m、高さ23mでスリル満点です。 吊り橋の掛かる溶岩トンネル、『半次郎落し』


(上)約4,000年前の大室山噴火で海に流れ出した溶岩が、長い年月絶え間なく打ち寄せる波に侵食されて、大小無数の岬と入り江、20メートルを超える絶壁が複雑に連なる城ヶ崎海岸がつくりだされました。

 (右)昭和35年3月に建設されましたが、平成7年5月に展望台付きの灯台に改築されました。新灯台は、地上24.9m  地上17メートルと4メートルのところに展望台があり、絶景が広がっています。
門脇灯台地上17mの展望台から城ケ崎海岸を望む
リアス式海岸の険しい岩場から吊り橋を ピクニカルコース かどかけ
 ピクニカルコース かどかけ 城ケ崎海岸を 黒船防備砲台跡
こずり・・・切り立った断崖を見下ろす。   ピクニカルコース自然観察路の一部を歩く
2日目のお宿、今井浜温泉
「伊豆今井浜東急リゾート」に到着です。
部屋のバルコニーから中庭を
可愛いお花が植えられています。
今夜の夕食は和食、洋食どちらかを選べます。 
洋食を選びました旬の野菜を取り入れた
オードブルとワイン
クリームコーンスープ
パン、3切れ頂きました メインディッシュ  箱根山麓 豚ロースポワレ
地物旬野菜を添えてハニーマスタードとソース オ・シュー
デザート
珈琲がダメなのでいつもレモンティです。
中庭からお部屋を・・全室バルコニー付
夕食後、ホテル中庭から今井浜海岸を散策です。
食事をしたレストラン ロビーに七夕様の飾りが
今井浜海岸ぶらぶら後、お部屋に帰る途中、
蛍を見に行きませんか、とお誘いが・・
親指に止り光る蛍


ホテルから車で15分程で到着 
わさび畑に蛍の光が幻想的な光
天気予報99%雨、当たりです。今井浜海岸駅から、伊豆急行・伊豆の海岸線の絶景を望む車窓の旅ですが、霧がかかり絶景を望むことは出来ませんでした。
今井浜海岸駅 伊豆急行・・今井浜海岸駅から伊豆高原駅まで
伊豆高原駅の高〜い天井に燕の巣
3匹ピィーピィ啼いていました
沼津にて、沼津名産のあじの御膳を・・
あじの刺身とタタキが、美味しかったです。
晴れ女の念力で雨はあがりました。


   「日本平」は有度丘陵頂部一帯の平坦部を指し四周の壮大な眺望にすぐれていることから国指定名勝に指定されました。標高307mの頂上からは富士山を正面に駿河湾、伊豆半島、清水の街を一望できます。
日本平ホテルはTBSドラマ「華麗なる一族」のロケ地でもあり、万俵家の
庭園からの風景が楽しめます
日本平展望台、前方富士山のはず・・3日間最後まで富士山を見ることが出来ませんでした  

 ・・・・・・・日本平・・・赤い靴の童謡の碑が

              赤い靴の伝説
きみちゃんと母かよの母子を、81年ぶりに故郷の清水へ里帰り再会させ、母子の永遠のやすらぎを母子像にたくそうと、日本平山頂の一角に母子像が建立されました。
日本平山頂  デジタルタワー
日本平山頂風景
アジサイはどこでも綺麗に咲いていました。

日本平観光後、一路新幹線名古屋駅へと・・・新幹線の時間まで40分の余裕が、名古屋名物手羽先を
山ちゃんで・・・もう少し時間があればゆっくりと頂けたのに・・・ 美味しかったです。