2012年9月25日・26日 「木曽御嶽山」 に登ってきました。 本格的な山登りはあまりなく、初めての3000m峰です。この日の天気は快晴、山頂は雲ひとつなく展望も最高。また今回歩いた黒沢口から剣ヶ峰頂上・二の池・サイノ河原・三ノ池コースは見晴らしも良く、大自然の生命力を間近に感じることができ、本来あるべき姿の登山を堪能することができました。

長野県と岐阜県の県境にあって、古くからの信仰の山・御嶽山は、3000mを越える独立峰であり、現在も活動する火山です。 山容は、大きな裾野を持ち、頂上部に、最高峰・剣ヶ峰、摩利支天山、継子岳、継母岳のピーク、火口跡といわれる五つの池を乗せた、富士山型の綺麗な姿です。 また現在でも信者を集める修行の山です。白装束、滝に打たれる、念仏、そして山間にある墓標など、現在も健在で信仰の深さを知ります。
東名高速から伊吹山を望む 11:36 養老SAで休憩と昼食です。 11:54
 道の駅・大桑から御嶽山を遠望 14:41 道を間違えロープウェイ最終時間16時15分ギリギリ到着 
ほっと一息 鹿ノ瀬駅(標高1570m) 16:02
センターハウス前はお花畑 16:05 ロープウェイから見下ろす
五輪のマークのようなアートが 16:10
ロープウェイから浅間山・蓼科山などが望めます
 16:12
ロープウェイ飯盛高原駅(標高2150m) 
所要時間14分 到着です。 16:21


 
ロープウェイ飯盛高原駅から8合目女人堂まで1.6k原生林の中の歩きです。
山小屋のお兄さんが途中まで迎にきてくれ、苦しい歩きになりました。
御嶽山マップ 赤線を歩く  登山道入口  16:28
 しらびその小径原生林を歩く 
森林浴を楽しみながら 16:30
整備された遊歩道を10分ほど登ると行場山荘
 16:36
階段状の上りが延々と続く 16:51 森林浴を楽しむ余裕なし 
ちょっと休憩 17:05
8合目女人堂まであと400m ほっと一息 17:18 木々に視界を阻まれどこまでも続く階段が
つらく感じる 17:23
マップは60分 ・・70分で8合目女人堂到〜着 17:37
8合目女人堂から御嶽山頂上を望む  17:37
 女人堂山小屋お部屋・
10畳のお部屋に4人ゆっくりです。
山小屋 部屋から夕日を 17:42
山小屋での夕食です.宿泊客は少なくゆっくり食事をすることができました。 
山小屋の夕食 思ってもいなかったお風呂に感動 17:07

女人堂でのご来光は雲がかかりちょっぴり残念。山頂に向けて出発時には雲ひとつない晴天です。
紅葉には少し早いかなーと思っていたが山頂に近づくにつれ綺麗な紅葉が見ることが出来た。
空が赤くなり始めた 5:24 雲の間から陽が射した ご来光を拝む・・5:44
8合目・女人堂から御嶽山 剣ヶ峰・摩利支天山・継子岳を望む 雲一つない快晴です。 6:51
青い空と雲海を望む 6:50 山頂を望む。紅葉にはまだ早いが、ナナカマドの
赤い実が印象的 6:50
山頂に向けて、さぁー出発です。 7:07 8合目女人堂を振り返る 7:12
御嶽山は今も霊峰として崇められ
登山道の傍らに霊神碑  7:13
山頂に続く登山道を見上げる 7:13
8合目女人堂は遥か下に 7:25 よく整備された木階段を登る。
 両脇はハイマツ 7:37
石室堂へと続く道にアカモノの実が 7:39 石室堂へと続く道にシラタマノキの実 7:39
雄大な裾野が広がる、紅葉はもう少し先  7:40
弘法大師坐像・安全を祈る釣鐘の
前で記念撮影 7:42
山頂に向けて急坂を必死に登る 7:52
振り返る 後方からお連れさんが・・  7:52 山頂に近づくにつれ紅葉がきれい 7:54
石室山荘への登り途中乗鞍岳を遠望 8:55 大きな岩が多くなってくる
お連れさん休憩中 8:04
 田ノ原・王滝方面を望む  8:06 大きな岩と山々を望む 8:06 
○ →は登山道 →に沿ってジグザグに進む  8:19 大きな石がごろごろした道を
お連れさん頑張っています 8:27
 石室山荘斜面の紅葉 8:31 田ノ原・王滝稜線と登って来た
登山道を振り返る 8:32
石室山荘宿泊・休憩の看板が、もう一息 頑張れ
8:36
 
前を行くのは山小屋のお兄さん 8:38
石室山荘階段から・・黒沢口登山道を眼下に見下ろす眺めは最高。 8:44 
石室山荘階段から遥か彼方の女人堂と歩いて来た
登山道を望む 8:44


石室山荘の中を通って山頂へと進む 8:46
九合目からすぐ近くに頂上が見えるが、見た目以上に時間が掛かります。
見晴らしは最高ですが、普段の運動不足がたたり足がくがくです。
座り込む休憩はせず、写真を撮ったりする時だけ立ち止まり呼吸を整えながら登った・・・

石がゴロゴロとしていて足場が悪いので滑らないように
細心の注意をしながら登ります。
 8:49
石室山荘を振り返る 8:53
9合目(標高2900m)の石碑の横を登る  9:00 9合目・覚明休泊所 9:06
覚明堂の上にある霊神場。石階段を登る。
上に安全を願う釣鐘が 9:06
9合目の覚明堂神 9:10
先を行くお連れさんをパチリ 9:11 山頂まで30分位 
運動不足がたたり足ガクガク 9:12
岩の間からイワツメグサ 9:13 覚明堂休泊所を振り返る 9:16
山頂へと続く登山道を見上げる 9:17 山頂への分岐から二ノ池を望む 9:19
すぐ近くに山頂が見えるが・・ 9:28 頂上300mの標識  9:31
山頂への途中富士山を遠望(ズームで) 9:33 山頂が近くに見えるが見た目以上に
時間がかかる 9:38
山頂まで後一息か 9:44 先に着いたお連れさん休憩中 9:46
山頂山荘から田ノ原方面・黒沢口方面を望む 9:50
山頂山荘 9:50 山頂剣ヶ峰 
御嶽神社の最後の階段を登る 9:50
山頂(剣ケ峰)、御嶽神社の階段。
最後の登りで振り返る
9:52
山頂剣ヶ峰 御嶽神社 9:53
 剣ヶ峰山頂にて記念撮影 9:56 御嶽山・剣ヶ峰山頂 9:57
山頂から二ノ池本館・新館・賽の河原を望む 10:01 山頂から一ノ池二ノ池を見下ろす 10:01

頂上から、ニノ池へは高低差が少ないので、のどかな景色を楽しみながら賽の河原へと・・
三ノ池への急な斜面でお連れさん石を踏み外し5m程滑落
、大事に至らなくて良かった
山頂(剣ヶ峰)から二ノ池へと下山 10:10  比較的歩きやすい道を二ノ池へと下山 10:16 
山頂から二ノ池まで高低差が少なくのぞかな
景色が続きます。残雪と二ノ池 10:25

ここにも霊神碑と登山者の安全を願う釣鐘が
10:27
二ノ池へと下山 10:28 歩きやすい道を景観を楽しみながら  10:31
綺麗に色づいた高山植物 10:31  御嶽山はやはり信仰のお山至る所に鳥居が
10:36
 二ノ池と右端二ノ池本館・・日本で一番高い場所にある池 10:32 
二ノ池から剣ヶ峰山頂方向を振り返る  10:36  二ノ池・・標高2905m湖面はエメラルドグリーン
 幻想的で美しい 10:39 
二ノ池からサイノ河原へと  10:41 岩の間からチシマイキョウが 10:45 
アカモノの実が辺り一面に  10:49 ガレ場をサイノ河原へと  10:50
サイノ河原へと大石がある急斜面を下る
  10:53
小石を積み上げた塔が無数に点在
 10:56 
サイノ河原到着。下って来た方面を振り返る。
あっちこっちに小石が積まれている 風車も 10:58
サイノ河原・・標高の高い位置にありながら、
平でのどかな景色です。 11:03
 摩利支天山の裾野に広がる賽の河原は、親に先立って死亡した子供が その親不孝の報いで苦を受ける場所とされています。そのような子供たちが賽の河原で、親の供養のために積み石による塔を築くと鬼が塔を破壊し再度再々度塔を築いてもその繰り返しになる。しかしながら その子供たちは最終的には地蔵菩薩により救済されるとされています。
 賽の河原から摩利支天山を見上げる 11:11  白竜小屋を見上げる 11:15
  白竜小屋(賽の河原避難小屋)手前から剣ヶ峰山頂を望む 11:19
白竜小屋 (賽の河原避難小屋) 11:19 白竜小屋の横に三の池白龍教会初代館長の
銅像が建っています。 11:20
白竜小屋からの眺め(賽の河原避難小屋)  三ノ池を見下ろす  11:20
標高2720m最大深度13mの湖面の色は深いコバルトブルー
美しく神秘的な湖で、その湖水は山岳信仰者から「御神水」と呼ばれ尊がれています。
白竜小屋から 摩利支天山を見上げる
 11:24
三ノ池へと尾根を進む 11:28 
急峻です。細心の注意をして 三ノ池へと下る。
岩の隙間にチシマギキョウとイワツメグサにほっと一息 11:32
チシマギキョウ 11:34 ちょっと休憩三ノ池を見下ろす  11:36
摩利支天山の山腹を三の池へ下山、
石がごろごろとしていて足場が悪い 11:36
お連れさん急斜面で滑落
大事に至らなくってよかった  11:43
滑落しないように足元を確かめながら  11:52 下って来た急峻岩場を振り返る  12:02 
大岩を周りながら下る 12:03  ハイマツの中を下れば三ノ池  12:08
三の池到着  12:13 三ノ池から下って来た道を振り返る 12:14 
摩利支天山を振り返り見上げる  12:14

三ノ池から8合目女人堂へ続くルートは距離は長いが高低差が少なく比較的、楽に歩くことが出来
所要時間90分と登山マップに記載されていたが急斜面、ガレた沢などが有り時間オーバー
 三ノ池分岐 12:17 三ノ池分岐から南に下る道を見下ろすと登山道が
山腹を横切り、尾根線の向こう側に消えている。 12:19
 距離は長いが高低差が少なく比較的歩きやすいルート。
山腹に続いている登山道を望む 12:24
山腹を進む  12:30
山腹に丸太階段が 12:39 ジグザグの丸太階段を下る 12:47 
高低差が少ないと思っていたが
結構きつい下り坂  12:51
緑の中にナナカマドの赤い実が印象的
 12:53
山腹に続く尾根とガレた沢を見下ろす。先を行く人の姿も 13:05
ガレた沢を渡る 13:15 二つ目のガレた沢を見下ろす 13:19
二つ目のガレた沢へと降りて行く 13:21 沢から見下ろす  13:24
 沢を横切る。足を踏み外すと滑落 
足元に気を付けながら進む  13:24
 前方には大きな岩の壁が立ちはだかっています。
道はこの壁の根元を進みます 13:32
 歩いて来た尾根線を振り返る 13:37 
結構長さがあり、急な階段慎重に下ります。 13:37 8合目女人堂はまだか? 13:42 
 女人堂が遥か下に見えて来た 13:54 オオヒョウタンボクの実  14:04
ゴゼンタチバナの実  14:10 女人堂が見えてきた。もう一息頑張れ 
登山マップでは90分 それ以上はかかっている 14:10
ミヤマアキノキリンソウと
赤い実オオヒョウタンボク  14:15
女人堂到〜着 14:16
 8合目女人堂から御嶽山を望む 14:28
小休憩後、ロープウェイ駅飯盛高原駅に向けて下山
 14:31
木々に阻まれた木階段を下る
木の階段の間隔は一定でないので歩きにくい 14:55 
単調な木階段が続く  15:06 膝に負担をかけないようように歩く 15:12 
行場山荘到着  15:26 ロープウェイ乗り場まで10分の看板を見て、ほっ
15:29 
飯盛高原駅が見えてきた  15:37 最後の気力を振り絞って薬師園へと 15:38 
夕日と御嶽社を見上げる  15:38 センタ−ハウス前の花壇は満開綺麗でーす
 16:04 
センターハウス前の花壇  16:05 センターハウス 16:05 

 
 “こおしんづか”は妻籠宿から少し離れた中山道と渓流にはさまれた大妻籠集落にあります
明治三十六年(1903年)百年以上経っている一軒家です。
今晩宿泊 大妻籠「民宿こおしんづか」到着 
 17:30
民宿から車で5分程の所にある温泉に
ゆっくり一風呂 17:46
 その季節に取れた食材を使った
素朴ながらも最高な夕食を・・
民宿こおしんづかの御主人との
食事の後の語らい
 民宿こおしんづか 夕食  酢の物・五平餅・馬刺し・
養老蒸し・煮物・季節の天ぷら・蕎麦・ニジマス
御主人の木曽節は本当に素晴らしかったです。 
 民食こうしんづかお部屋廊下 廊下から中庭を 
早朝の民宿“こうしんづか”  7:25 民宿前にある 中山道庚申塚の碑 7:27


江戸と京を結ぶ中山道は、山深い木曽路を通ることから木曽街道とも呼ばれていました。
中山道69次のうち江戸から数えて42番目となる妻籠宿は、中山道と伊那街道が交叉する
交通の要衝として古くから賑わいをみせていました。
 27日早朝 妻籠宿、10時まで車両通行可能です。 8:00
 早朝の妻籠宿を車で走行。どのお店も開いていません。観光客の姿も皆無です。 8:00

 
 木曽川を舟で下る「日本ライン下り」を楽しみます。濃尾平野を流れる木曽川のうち
岐阜県・美濃太田から愛知県・犬山橋下までの約13km、。奇岩怪石がつくり出す渓谷美と
8ヶ所の早瀬を通り抜けるスリリングで爽快な気分になれる川下りです。
 舟下りマップ
日本ライン下り 乗船場 10:40 太田橋から、約50分の船旅スタート 10:59
  8ヶ所ある中の最初の大濤の瀬
 全員で首から背中をシートでガードして、早瀬に突入。
しぶきがかかります 11:10
小さな滝が  11:19
ライオン岩 11:20 この岩は何岩?
自然が削り出した岩の彫刻を楽しみながら 11:25
 めがね岩 11:25 屏風岩 11:26 
 
岩山の山頂にお猿が座っているような岩が  11:27 木曽川で一番深い所  11:3
 岩の上からの記念写真 1枚1500円なり
 観音の瀬 夏の涼気あふれる水しぶきをあびながら
 11:37
 犬山城が見えてきました。もうすぐ終点です。
 11:50 


 
国宝犬山城は、室町時代 の1537年に建てられ、天守は現存する日本最古の様式です。
木曽川のほとりの小高い山の上に建てられた天守閣からの眺めはまさに絶景。
周辺には犬山城下町の古い町並みや、多くの観光施設があります。
犬山城広場前到着 12:11 石段を犬山城に向けて  12:13
もみじの緑が白壁に映えて 12:13 岩坂門・・・登城道最後の坂を登りつめた位置に
岩坂門があります。 12:16
国宝犬山城・・犬山城は、天文6年(1537年)に織田信長の叔父にあたる織田与次郎信康によって造られました。
 犬山城・彦根城・姫路城・松本城の四城の中でも最も古い城です。 12:18 
歴史を刻んだ古木材の温もりを感じる事が
出き、歩くとミシミシと音が・・ 12:21
 二階・武具の間
南方面・岩坂門を見下ろす。尾張富士を遠望 12:33  北方面を望む 12:33 
東方面・御嶽山・ツインブリッジ犬山橋・
日本モンキーパーク方面を望む 12:34 
西方面・ 伊木山・ライン大橋・木曽川を望む
 12:35
天守閣・・歴代の城主の肖像画がずらり 12:35
天守を見上げる 12:41
城下町散策です。 からくり館・・からくり人形や
祭りに関する資料が展示してあります。  12:52
 展示されているからくり人形  12:54
 
段返り人形  12:56 吹き矢からくり・・人形が手に持った筒から矢が
飛出し的の扇を射落とす 12:56
 
からくり人形は祭礼に用いられる「山車からくり」と高価な玩具として親しまれた「座敷からくり」とがあります。 13:00 
 
城下町をぶらぶら 13:13
 
あいち戦国姫隊・・現代によみがえった6人の姫が武将観光をPRしていました。 13:15
 
古い町屋やお屋敷も多くみられます。 (右・起り屋根(むくり)の町家「旧磯部家住宅」) 13:13
 
どんでん館・・お祭りの山車が展示してある館 
13:21
何分かおきに電気がつきます。 13:26
 
犬山祭に曳きだされる山車(犬山では車山と書いて「やま」と読ませる)13両のうち4両の実物を展示
三層の山車 13輌が笛・太鼓に合わせてからくり人形の演技を奉納される。 13:25
 
昭和横丁 13:47 昭和横丁内部・・昔懐かしいお店がずらり
13:49
城下町散策を満喫し駐車場へと途中、犬山城を望む  13:55
 遅めの昼食味噌きしめんを頂いて帰路につきました。